後見人と被後見人 -Watch and Ward-
外国文学
書籍名 | 後見人と被後見人 -Watch and Ward- |
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価格 | 3,000円(税別) |
著者名 | ヘンリー・ジェイムズ/齊藤園子 訳 |
サイズ | A5判 |
ページ数 | 260ページ |
発行年月 | 2020年3月26日発売(2019年12月25日発行) |
ISBN | 978-4-271-31035-8 |
ヘンリー・ジェイムズ初の長編にあたる作品Watch and Wardの本邦初訳。訳者による解説、作品場面に関わる地図や訳者撮影の写真も掲載。
アメリカのボストン、ニューヨーク、そしてイタリアのローマを舞台に、孤児ノラを取り巻く人間模様が、生き生きと、色彩豊かに、繊細な心理描写を伴いながら展開する必読の一作。
大西洋両岸で活躍し、『デイジー・ミラー』『ある婦人の肖像』『ねじの回転』『鳩の翼』『黄金の盃』をはじめ多数の作品で知られる作家ジェイムズ。本小説には、ビクトリア時代のアメリカに生きる若いジェイムズの姿が垣間見られるとともに、ジェイムズの作品世界が凝縮されている。
■翻訳・解説者紹介
齊藤園子(さいとう そのこ)
北九州市立大学准教授(英語圏文学、アメリカ文化)。
共著書に『ヘンリー・ジェイムズ、いま―歿後百年記念論集』(英宝社)、
『ロマンスの迷宮―ホーソーンに迫る15のまなざし』(英宝社)がある。